お薬にちょい詳しい育休パパのダイエット計画

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子育て世代3回のお金貯蓄時期。子育てとお金の不安について考える

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こんにちは、旅好き君です!(@tabizukikun1←twitteracountです^-^ )

 

子育てを始めるとお金の不安にいつも駆られますよね。僕ら夫婦もそうであります。

昨今の我らの日本の状態は消費税増税問題、物価の上昇、それに加えての給料が劇的に増えるわけではないという辛さ。

残業の縮小案による収入減少、高齢化社会による経済成長の低下、長生きリスク、年金受給時期の延長、インフレによる価値の下がったお金での年金の受給額減少などなど。

ちょっとしか書いてないですが書いていて辛すぎます。(´;ω;`)

加えて子育て世代に対しては大きく子供の養育費、住居問題が(家or賃貸 どちらにしろ月々の支払額は独身時代と比べて上昇するでしょう)重くのしかかるでしょう。

 

お金のことばかり考えたくないですが、子育て世代にとって切っても切れぬ話題であります。お金で買えないものは確かにたくさんありますが、お金で解決できることもたくさんあります。

 

前振りが長くなりましたが、子育て世代3回のお金貯蓄時期は次の三つの時期です。

・出産から入園までの乳児時代

・小学校時代

・子供が高校を卒業して親が退職するまでの期間

 

この3回の貯め時を活かせれるのが賢い家族です。逆にこの期間を逃してしまうと、出費の嵐が待ち受けます。特に教育費のピークは大学です。毎月の家計の中からだけでは難しいため子供の児童手当を利用して資金を貯めます。

 

それではこの3つの貯め時時期についてそれぞれまとめていきます。

出産から入園までの乳児時代

この話をする前にまず各学童時期におけるおおよその習い事を含めた毎月の費用を記載します。(国公立のみ)

・公立幼稚園:2万円

・公立小学校:3万円

・公立中学校:4万円

・公立高校:3万円

国公立大学4年間(2年目以降):4~5万円

そしてこの時期におきまして、この入園までの時期の間に行う毎月3万円の貯金が勝利のカギです。

★この期間の教育費がかかっているつもり貯金を習慣化することで、高校卒業までにかかる月3~4万(公立)の教育費に慣れることができます。

★また毎月3万円貯金で一年後の保育園入園までに貯まる金額は3万/月×12か月で36万円。

幼稚園なら生まれてから入園までの3年間で3万/月×12か月×3年で108万円貯まります。

この3年間で100万弱貯めることができれば4年間国公立大学での学費のすべてを補えます

どういうことかと申しますと、子どもの誕生とともに国から支給される児童手当は3歳未満月1万5000円、3歳以上中学生まで月10000円もらえます。(但し児童の人数、高所得者に応じて給付金額は変わります。)計算しますと3歳になるまでは15000円/月×12ヵ月×3年で54万円、3歳から15歳まで10000円/月×12ヵ月×12年で144万円、これを合わせまして198万円貯まります。

この児童手当を使うことなく15年間貯め、それに子が生まれてからの3年間で100万円弱貯めることができれば計300万円程貯まることになります。

国公立大学4年間での在学期間金額合計は250万円ほどなので十分足りることになります。

 

ということで、生まれれてすぐのこの時期はいろいろとかわいい服を買ったり、赤ちゃんを連れて帰省したりいろいろとやりたいことはあるかもしれませんが、毎月3万円の貯金を3年間と育児手当はずっと残しておくということが子供を大学までお金で無理なく通わせたいのであればとても重要な期間になってきます。逆に言うと子供にかけるお金が最も少ないだろうこの期間は絶対に貯めておかなければなりません。

またこれを行うことで、その後の月々の高校までの教育資金3万円~4万円にもそのままの習慣で無理なく入れます。収入(手元のお金)に応じて生活レベルを変えるのは得策ではありません。

始めに貯蓄をし残りのお金で支出として生活するのがお金を貯めるのに王道です。

↓↓支出のことの過去の記事です。良かったら下の記事もどうぞ↓↓

 

kosodatepapa-diet.hatenablog.com

小学校時代

この時期はそれまでに私立幼稚園(毎月4万円弱といわれている)に通ってたり、収入が多い世帯で保育料が高い時期よりは教育への支出が減る人が多いようです。子供の服代・食費・交際費などのおこづかいも大きなものにはならないので比較的緩やかな支出になります。ですがその後の中学、高校、大学へと流れていく中で教育費以外の出費も大きくなり突然の出費もあることでしょう。

なので、小学校の時期の前より余裕ができたこの時期の何となくの出費はダメです。

例えば、子どもの英語教室の帰りにお腹減ったのでいつも外食して帰るということでハンバーガーショップに寄ってたとします。セットの料金で一人600円ということで子供2人とかいましたらお母さん含め3人で合計2000円くらいあっという間です。それを毎週すると1万円は平気でかかります。

計画的にこの支出を楽しい時間、レジャーということでするのはもちろんOKですが無計画にすることがとてももったいないです。

例えばなぜか管理のできていない1万円の支出が月にあったとするとこれを0歳から18年間貯めたとすると、1万円×12ヵ月×18年で216万円貯めることができます。

そうすると先の出産から入園までの3年間の乳児含めた時代の間に100万円を貯め、児童手当に手をつけることなくそのまま置いておくと計100万円+198万円+今回の216万円で500万円以上は大学入学までに貯めれることになり4年生私立文系大学の在学期間に必要な資金417万円に十分届くことになります。

貯蓄の上ではスパンを長く考えることが必要になります。

 

子供が高校を卒業して親が退職するまでの期間

ここまでを総じて読んでいただくと大学受験時までに合計500万円以上お金があるということで大分、ママパパの不安が解消できたのではと思います。

別に大学に行かせなくても自分はいいとも思いますが子供の選択肢をお金で絞りたくないですよね。

そしてここには大学の仕送り費用は入っていないので、そこも出してあげたいと考えるのであれば逆算して月の貯蓄額をプラスで見直してください。

話は戻しまして、次が最後の貯蓄期間となります。子どもが生まれてから18年間頑張りましたがこの後も続きます。今度は今までの子供の為というものではなく、自分の為になります。この3回目の貯蓄が人生100年時代と呼ばれる最後の貯蓄期間となります。

子どもが大学を卒業して、子育て終了!!で気持ちよく豪遊はダメです。

老後に向けた貯蓄計画をスタートせねばなりません。(言ってしまえば子育て時代から 

老後の最低日常生活費月額平均22万円

ゆとりある老後生活費平均34.9万円

と言われております。(しかもおそらく価値の下がったインフレによるお金の価値で。)

もしですよ、65歳で退職して100歳まで生きて子、孫などにお金の面で迷惑かけないようにするには、老後の最低日常生活費月額平均22万円×12ヵ月×(100歳ー65歳)年で92400000円貯めて置かなければなりません。こんな額社長でもない一般労働者が貯めれるお金ではないですし、また人生終盤はこんなには月にお金はかからないと思うのでここまでは必要はないでしょうが、長生きリスクは考えなければなりません。年金*1も多少出るとは言え、少子高齢化の今は年金だけに頼るのはとても危険です。

 

どこかの偉い方も言っておりましたが、残念ながらこれからの時代は65歳以上も働くつもりでいないと生活できない時代になってしまったのだと思います。

その時に少しでもゆとりが出るようにこの時期も老後資金ということで、貯蓄していく必要があります。

 

最後に

おそらく国の取り組みとしても確定拠出年金制度・一般NISA・つみたてNISAをしていきましょうと金融庁が言っているので自分でお金の資産運用も取り入れていかなければならない時代なのだと思います。また最近のトルコ情勢のようにリラ大暴落ということもあるので、円(円は安全資産だとは言いますが。)だけの資産での保全もそれ自体がリスクになるので資産は分けておく必要があるのだと思います。

何にせよ、お金だけ考えて暮らすのは何も人生楽しくないので子育てを楽しみながら支出をコントロールし貯蓄すべきで、お金で子供の進路を閉ざさないようにお金の勉強は必須だと思いました。

 

 

今回ブログの参考にした書籍です。育児の各時期にどれくらいかかるかや家計管理についてまた、賃貸でいくかVS家の購入をすべきかなど家庭にまつわるお金について書かれております。↓↓

教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本)

教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本)

 

 


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

また来てくださいね^^ 

*1:年金制度:公的年金制度は、いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料を仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式といいます)を基本とした財政方式で運営されています